自然習得とは?
スポンサードリンク
赤ちゃんが「母語 を身につける過程」のように、
「ことばを 身につける方法」のことです。
母語とは?の記事はこちら
ずばり、
① 「ことば(たとえば、英語)」をひたすら聞く
② 「聞こえた ことば」を口に出してみる
③ まわりから フィードバックを受ける
の 3つのこと を、繰り返し、繰り返し 行うことで、
徐々に、「ことば」 を身につけます。
これは、単語を一つずつ覚えて、文を組み立てる、
部分 ⇒ 全体、
の従来の外国語勉強ではなく、
全体 ⇒ 部分
という、外国語の身につけ方です。
英語の環境で育つ、赤ちゃんなら、
おなかにいる時から、ず~っと、まわり から 「英語」 が
聞こえてくるわけですよね。
このあいだに まず、「耳」が育ちます。
そして、だんだん、ことばを口に出し始めます。
初めは、「あ~、う~」から。
だんだん、「ま~」とか、「まんま~」など
変わっていきますよね。
自分の「口」を動かして、「ことば」を言うことで、
「口」の動かし方 を学びます。
自分の出した「ことば」を自分の「耳」で聞くことによって、
さらに、「耳」も育ちます。
「~くだちゃい」と、こどもが言ったので、
「~くだちゃい」と真似をして、いい返すと、
「そうじゃない!」「~くだちゃい!」と
怒ったりしませんか?
「~ください」 と、耳は育っているけど、
口はまだ 育っていない、状態 ですね。
2-3歳になると、
自分の口に出した言葉が、
「その時の場」 に合っているかどうか、
自分で判断して、口に出すようになります。
これは、「③のフィードバック」を自然に受けている わけです。
この繰り返し、で徐々に、徐々に ことば を身につけていきます。
これが、「自然習得の過程」になります。
「じゃあ、どうすれば、身につくの?」
については
「自然習得の実践」の記事を見てくださいね。
「なぜ、自然習得で多言語が身につくの?」
については後日記事をアップしますね。
スポンサードリンク
←「サダ(SADA)って何?」前の記事へ 次の記事へ「先生は いない」→